転職活動中のバイトは何がオススメか?バイトの時間はあるのか?

会社を退職してから転職活動をする人は、お金の不安が付きまとう。

親と暮らしている人は、頭を下げれば飯と家賃の心配はないだろう。
しかし一人暮らしや家庭を持っている人は、そうはいかない。

そうすると転職活動と平行してアルバイトすることになる。

しかし、バイトすると心配事が・・・。

転職活動中にバイトする余裕があるのか?
面接があった場合、みんなはバイトを休んでいるのだろうか?

そしてバイトをするならば、どんなバイトが良いのだろうか?

この疑問に体験談から語っていくよ。

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転職活動中にバイトする暇(余裕)が貴方にあるのか?

そもそも転職活動とはどんな事をするのだろう

それは大きく分けると4つ。

  1. 自分が働きたい業種や業界を選び、その業界の利益構造や仕組みを知る。
  2. 現在ある求人の中から、自分の希望に見合う会社を選択する。
  3. 書類選考突破に向けて、履歴書・職務経歴書を作り込む
  4. 面接対応のため想定される質問に対して、ベストな回答を考える。

こうやって並べると意外とやる事が多いことが分かる。

そして初めの会社で内定を取れれば楽なのだが、求人倍率が高い2018年現在でも希望の会社に一発で合格する人は少ない。

その理由は「行きたい会社はみんな同じ」だから。

すると上記の2~4は何度も繰り返す。

大変な作業である。

では、転職活動とは体感として、どれぐらい忙しいものなのだろうか?

その答えは「転職活動はめちゃくちゃ暇」です。

その理由は簡単で、働きながら転職活動している人もいる。
ということは、正社員という働き方をしても転職活動はできる程度のボリュームという裏付けでもある。

だから暇なんです。

この体感は残業量が多く、クソ忙しい仕事をしていた人ほど暇に感じる。

残業量が多い人は、自由な時間の使い方に慣れていない。
だいたい残業が80時間を超えると、休みの日は寝っぱなしの人が多い。

普段そんな生活をしてると・・・自由の時間なにをして良いか分からない。

そして・・・友達が多い人でも相手してくれる人などいない。
みんな働いているから当然みんな忙しい。

だからひとり・・・やる事がない。

こんな状態に陥る。

だから退職してから転職活動する人は、バイトをすることをオススメする。

お金のためでもあるが人生経験のためにバイトをオススメする。

転職活動中のバイト選びは何が良いのか?

転職中はどんなバイトが良いのだろうか?

個人的にオススメしたいバイトは「出来るだけ前職から遠い職種を選ぶこと」である。

せっかくバイトするなら、単にお金をもらってお終いでは味気ない。

なにか「バイトする経験も良かったな」と思えた方が良い。

というのも、日本では一度、職種を決めるとそこから離れる事が難しい。
今までの培った経験を活かそうとすると同業種になってしまう。

業種を変える転職を「異業種転職」なんて呼ばれ方をするが、当然ながらハードルは上がる。

だから同業種に行こうとするが・・・これはこれで問題であり、普通の人は「他の業界を良く知らないまま」になってしまう。

これって少しさみしくない?

だからせっかくバイトするなら、前職や次の業界からできるだけ遠い職業を選ぶことをオススメする。

バイト先には転職活動中と言うべきか?

アルバイトを採用する側の目線に経つと、一番望ましいのは4年制の大学生である。
大学生であれば最大4年間も同じバイトをしてくれる・・・という期待値がある。

そして一番嫌がられるのが「いつ辞めるか分からん奴」なんだよ。

だから「転職先が決まりバイト次第辞めます」と言うと、よほど人に困ってない限りは不採用になる。

どれぐらいの期間、働けば採用されるか?の目安は難しいが3ヶ月と言ったところだろう。

だからオレの場合は「3ヶ月お世話になる前提でお願いします」と言った。

もし転職先が直ぐに決まったらどうするか?

その場合は辞める。

こんな発言をすると「ひどい。無責任」と言う人もいる。

実際にたくさんのアルバイトが必要な会社は、苦労しているのも知っている。

けどね・・・。

だから直ぐに辞められるリスクがあるからバイトは時給が安いのよ。

辞められるリスクが大きいなら、正社員化すればいい。
つまりアルバイトと採用する会社は「辞められるリスクを背負っても給料を下げたい」って思っているってこと。

ただし無断でバックレはやめよう。
迷惑とかの問題ではなく、社会人の経験者としてみっともない。

そして、一緒に働いた人に多少なりとも迷惑を掛ける事になるから、頭ぐらいは下げよう。

バイトと面接日がバッティングした場合は?

一番困るのが転職の面接日にバイトのシフトがかぶった場合だ。
本業のために転職しているのに、バイトでいけなかったら最悪。

この対策はすこし余裕もみて、シフトを入れてもらうこと。

たいていのバイトは「休みの場合、他の人と交換できないか?って調整してみて」と言われる。
調整したくても自分がギチギチにシフトに入っていたら、調整もへったくれもない。

だから、いざという時のために余裕をみてシフトを組んでもらう。

そして誰かがシフトを交換したく困っている時は、積極的にシフトを交換してあげる。

嫌な言い方をすると先に恩を売っておく。

バイトの世界は意外と、持ちつ持たれつの関係性が保たれている。

どうしてもシフトの交換ができない場合は、社員に打ち上げる。

バイトは当日いなくなる人もいて、それに対応するのが社員の日常業務でもある。
嫌な顔をされるかもしれないが、シフトを変わってくれない事はない。

体験談。私が転職活動中に選んだバイト

実際に自分が転職中に選んだバイトは飲食店。

それも有名な牛丼屋のチェーン店。

選んだ理由は前職と違う職種、業界だから何かしら学べるだろうと思ったから。

ちなみに前職はものづくり系。

ものづくりって言っても基本的には机の上の作業だから、ぜんぜん違う仕事を選びたかった。

そのバイト先で学んだ事は想像以上に大きかった。

たかがバイトじゃない。バイトで学んだこと

バイトすることになった牛丼屋には正社員と同じシフトになる事が多かった。

学生の頃もバイトして正社員と話す機会はあったが、どこか壁があった。

正社員から見れば「社会を知らない学生。話が合うはずがない」と思ったのだろう。

けど社会人を経験していると、その壁は薄く感じた。

だから色んな話しを聞く事ができた。

壮絶。残業200時間でも幸せと言う正社員

牛丼屋で知り合った正社員の人は、歯が異常に黄色かった。

「飲食店でどうなの?」って思うぐらい黄色の歯。

話しを聞くと「長年歯医者に行けなかった」と言う。

「忙しくて歯医者も無理なんですか?」と聞くと意外な答えが返ってきた。

(牛丼屋の正社員の人が語った過去)

前の仕事って先物取引の営業していたんだ。

先物取引って知ってる?

簡単に言うと損も得も大きい株みたいなもの。

はっきり言うと先物取引ってだまし商売に近くてさぁ。

オレこう見えても成績そこそこだったんだそ。

で、誰を騙すのか?

それは医者がいちばんのカモだった。

医者って医学の勉強をたくさんして、病院という箱の中にいるだろ?

そうすると金はあるが世間知らずの人が多い。

そういう医者に言うんだよ。

「私の経験上、ここで買えば儲かります」

「こんなチャンスは滅多にないですよ」

「今までも損を取り返しましょう」

ってね。

そうすると買っちゃう人がいるんだよ。

でもね。株もギャンブルも同じだけど誰かが損するから得する人がいるわけ。

もちろん得する確率はあるけど、長い目で見ると手数料払って会社に利益が出る分は誰かが損しないと、会社は倒産するんだ。

そんな仕事をずっとしていた・・・。

行ける歯医者は全部行った・・・。

歯が痛くて歯医者に行くと怒鳴られて門前払いだったんだ・・・。

医者も人間だからね。

今、残業100時間とか200時間とかやってて辛いけど、前の仕事よりずっと気が楽なんだよ。

この話しを聞いた感想は、そんな世界があるのか・・・だった。

人って自分の職業、友人や親の職業ぐらいしか知らない。

これが勿体ないと思えた瞬間だった。

マジか?牛丼のご飯の量を瞬時に判断する男

牛丼屋の仕事は、作る人とホールにでる人に別れていない。

みんなが同じ仕事が出来ないとバイトのシフトが上手く回らなかった。

当然、オレも牛丼を作る仕事を覚える。

初めに言われたのが「ミニ牛丼のご飯の量は180グラム。並は260グラム。大盛りと特盛は320グラムだから覚えて」だった。

(普通の人はあまり意識しないが、実は大盛りと特盛のご飯の量は同じで牛丼の量が違うだけ)

重さを覚えるぐらいは難しくない。
けど問題は「そのグラムの分量を盛ることができるのか?」だった。

話しを聞くと正社員は昇進試験というのがあり、その試験の中に「正しくご飯や牛丼の量が盛れるのか?」というスピード勝負の実技があるらしい。

(後から考えても「なんじゃそら」という実技で出世が決まるらしい)

「実践するからまず見てて」と言うと彼は素早く丼ぶりを持ち、ご飯を盛り重量計の上に乗せる。

すると・・・1グラムの狂いなくピッタリだった。

こんな能力持った人がいるのか?神なのか?と疑った。

自分も見よう見まねでやったが・・・20グラムもズレた。

改めて凄さが分かったが・・・がしかし、一週間後には出来ていた。

一週間でマスターしたオレが凄いわけではなく、ある程度器用な人なら誰でもできる作業だと分かった。

人って何度も繰り返すと、手の感覚や目でだいたい分かってしまうんだよ。

「さっきと同じぐらいだから」という曖昧な感覚でも、ほぼズレはない。

慣れとは凄い。

機械化が進んではいるが、精度と臨機応変さを持つ人を機械に置き換えるのは、簡単じゃない。

サラダは漂白剤で洗う現実

バイトして数日経つとサラダの仕込みを覚えた。
それまではサラダの注文が入っても、ラップを外して提供するだけだった。

牛丼屋は提供スピードが命であるため、サラダもすぐに出せる状態にしておく必要がある。
そのためにキャベツや○○は先に切っておきラップに包む。

これは酸化防止のためだろう。

皆さんも経験あるだろうがキャベツは酸化するとすぐに色が黒っぽくなりヘナヘナになる。

だから一番外側の葉は捨ててしまう。

牛丼屋はサラダを作り置きするため、切ってから数時間後にお客様に運ばれることはザラである。

いくらラップしても変色する。

その対応のために・・・サラダを漂白剤に漬け込んでいる・・・。

「はい。サラダを切り終わったらこの液に漬けて」と言われるが、その液体は明らかに自宅の漂白剤と同じ匂いである。

「これって漂白剤じゃないですか?」

「そうだよ」

と簡単に答えを教えてくれた。
(もちろんかなり薄めているが)

そういえば牛丼屋のサラダには消毒っぽい匂いがしていた。

そして若干、白っぽい。
これは漂白剤により色落ちした結果である。

こんなこと・・・働かないと分からないよね。

牛丼屋ビジネスは安い早いで売ってる。
その裏側にはこんな工夫(?)もある。

で、なければあの値段設定はあり得ないという事だろう。

ちょっとしたバイトの体験でも学ぶものが多いぞ

この牛丼屋で働いたのはわずか2ヶ月である。
たった2ヶ月でも普段は接する機会がない人に出会え、色んな話が聞けた。

長年、同じ会社にいると5年前の出来事なんて覚えていないのだが、バイトの経験は忘れていない。

こういう体験ができるもの「転職活動」という空いた時間だからこそ、できるのではないだろうか?

テレビを見て過ごすもの、ゲームするのも悪くないが普段の休日でも十分できる。

皆さんもせっかくバイトするなら、普段は経験することのない仕事を選び、普段は会えない人と出会う事をオススメする。

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