前に勤めていた会社では履歴書や職務経歴書を見る側の立場だったんだ。
見る側っと言っても採用・不採用の判断が出来るわけじゃなくて、感想や意見をいう程度なんだけどね。
だから何十枚の他人の履歴書や職務経歴書を見たことがある。
おれが判断する立場にいたら、8割の人は書類で落としたと思う。
理由は内容がひどいから。
これで良く出せたな?って唖然するものが多い。
ひどいと思った代表例は
- 自己PRがどこにも記載されてない。
- 職務経歴書が、ただやった事を並べただけ。
- 志望の動機が「御社の企業理念に共感したので希望しました」というパターン。
書き方とかそういうレベルじゃない。
そもそも転職の考え方が理解できてないのだろうな、と思うんだ。
企業はなぜ履歴書や職務経歴書を出せと言っているのか?
履歴書は名前や住所や年齢などの基本情報を教えるって意味もあるけど、そんなところはどうでもいい。
どうでもいいというか変えようがない。
会社は履歴書や職務経歴書を使って「私の会社にアピールしろ!」って言っているんだ。
志望動機も退職理由も職務経歴も趣味なども全て自己PRのために使う。
それを「何かしら項目を埋めればいい」と思っている人が残念ながら多い。
不思議だと思うのは営業職をやっている人までが、こういった基本が出来ない人がいること。
会社に足を運び挨拶して会社に作ってもらったパンフレット持って、商品の説明するのが仕事だと思っているんだろう。
違うよ。売るのが仕事。
売るために自分の会社や商品をアピールする。
その手法のひとつとして「足を運ぶ」「挨拶まわりをする」「商品説明をする」というのがあるだけ。
詐欺や悪徳商法さえしなければ、手法はなんでもいいんだよ。
こういった基本が出来ない人が多いということは、逆に考えればそこをしっかりすればチャンスはあるよってことだよね。
だから読んでくれた人はこの基本を抑えて頑張って欲しい。
なんせ転職っていうは、人生を変える可能性もあるんだ。
アピール方法はこのサイト中を探してみてくれ。
他人がどんな風に転職したか?ってインターネット上でもあまり役に立つ情報がない。
自分の転職経験しか語れないが、他人の経験を知ることで何かしら持ち帰って欲しい。
まとめ
- 必要書類は埋めるだけじゃ意味が無い。基本はアピールするためにある
- 基本ができない人が多い現状はチャンスでもある