やりたい仕事が見つからない。自己分析より大切なこと

やりたい仕事が見つからない。
学生のころ悩んで友人に相談すると「自己分析した方がいいよ」と言われた。

そう言えば、先生に似たような事を言われた気がする。

「自己分析ってどうやるの?」と聞くと「例えば自分の好きな事、自分の得意なことを洗い出してみなよ」と言われた。

果たして自己分析すれば、やりたい仕事が見つかるのだろうか?

 

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私が学生のころ行った自己分析「好きなもの」

「私の好きなものってなんだろう?」と考えると、ゲームが見つかった。
子供の頃からゲームが好きだった。

ただ「ゲームが上手いのか?」と言われると、もっと上手い友人はたくさんいた。

私にはたまたまゲーム会社に勤めている親戚がいた。
ゲーム好きなら誰でも知っている大手の会社。

その人に相談すると「ゲームをやるのが好きなのと、ゲームを作るのが好きなのは別だよ」と教わった。

何も知らない私には、この言葉が衝撃的だった。

慌てて「そうだよね・・・。ご飯を食べるのが好きな人が、みんなご飯を作る事に向いているとは限らないよね・・・」と苦笑いしかできなかった。

当たり前のことだが、音楽を聞くのが好きな人が、楽器や歌が上手いわけでない。
映画を見るのが好きな人が、監督や俳優としての能力があるわけでもない。

では「ゲームを作るのが好きか?」と言われたら「作った経験がないから分からない」だった。

 

私の自己分析「得意なこと」

次に「自分の得意なものってなんだろう?」と考えた。
他人に胸を張って言える得意なことはない。

強いて言えば長距離走だろうか。
長距離走であれば、運動能力やセンスはなくても我慢でなんとかなるだけ得意な方。

で?
長距離走という特技から私が働ける職業ってなに?

とても長い長時間労働の仕事って事?
いや、普通に嫌なんだけど・・・。

悩んでも「やりたい事、得意な事」から職業を見つけることは出来なかった。

なぜ見つからないのか?
それは「仕事とは需要があるからこそ仕事になる」という事が分かってなかった。

 

仕事選びの自己分析とは「やりたくない事」を探し

ほとんどの人は「好きな事や得意な事」が仕事に直結しない。
とは言っても人には性格や特性はある。

性格で特性で見つけるのは「好きなこと」ではなく「やりたくない事」「向いてないこと」。

例えば「子供の泣き声がうるさい」とイライラする人に、保育士を進めてもストレスになるだろう。
「細かい作業が苦手だ」という人に、ピンセットで腕時計を組み立てる作業はストレスになる。

私は机の前で10時間座っても平気だが、営業をしている友人は「絶対無理。半日でも地獄」と言う。

このように人には性格上の向き不向きがある。

自己分析には「向き」を知るのではなく「不向き」を知ることが大切。

 

自己分析より大切な「需要探し」

どんなにすごい技術があっても、すごい物が作れても、それに需要がないと価値はない。
逆にくだらない物でも需要があれば価値が生まれる。

仕事も同じで「その仕事が求められているか?」の量で需要が決まる。

その基準になるのが業種別の求人倍率。
業種別 求人倍率

求人倍率を見るポイントは「求人倍率が高い職種」ではない。

「求人倍率が高い」=「その産業の将来性が高いから人を集めている」とは限らない。
「給料や休日などの労働環境が悪く人が集まらない」=「求人倍率が高い」ことも考えられる。

大切なのは「求人倍率が低い職種を避ける」こと。
求人倍率が低い業種は、人手が余り供給過多な状況。

こういう職業は給料が上がることを期待でない。
月給18万円で働いてくれる人が他にいるなら、給料を上げる必要性がない。

苦労して入社しても解雇される可能性が高い仕事。

長い目で見るなら求人倍率が低い仕事は、できだけ避けた方が良い職業です。

 

やりたい仕事が見つからないのはみんな同じ

やりたい事が見つからない
得意なことがよく分からない。

そう思って焦る必要はありません。
やりたい事が仕事になっている人の方が稀です。

「天職と思える仕事が見つかった」と言う人も、働く前に分かっていたわけではなく、入社後に気づくことです。
仕事は実際にやってみないと分からないことばかりです。

だからと言って何でも良いわけでもありません。

自分の性格や特徴を考えやりたくない事を避ける。
求められていない職業はできるだけ避ける。

これぐらいのルールを作り、ざっくり絞り込む。
多くの人はそうやって仕事を探しています。

 

人は何もないところから興味が湧くことなんてありません。
 
見たり、聞いたり、読んだり、やったりして興味が湧いてくるものです。
その中で一番効果が高いのは「やったり」です。

そして最も大切なのは、例え失敗しても会社が潰れても「新しい業界でゼロから覚えてやる」という気持ち。
それさえあれば、たいていの事はなんとかなるもんです。