楽な仕事と辛い仕事を見極める3つのポイント【職種の選び方】

転職において最初の壁は「自分は何の仕事をやりたいか?」という悩み。

今まで営業をやってきたけど、これが自分の道なのか?
事務をやってきたけど他の仕事を知らないだけで、自分に合う仕事があるんじゃないかな?

こんな風に考えたことはないだろうか?

業界を選ぶこと、職種を選ぶことって難しいよね。

その中のひとつの基準。

それは「辛い仕事か?楽な仕事か?」なのか、という事。

「楽な仕事なんてない」という人もいるかも知れないが、辛い仕事がある以上、対比して楽な仕事はあるはず。

仕事の辛いか?楽か?は大きく分けて2つ分類される。

ひとつは肉体的な辛さ。
もうひとつは精神的な辛さ。

肉体的に辛い仕事は見た目で判断しやすい。
重たい物を急いで運ぶ仕事が大変なのは、誰の目にも明らか。

分かりにくいのは精神的な辛さ。
仕事のプレッシャー量。

例えば仕事の量が膨大だったり。
緊張感が高い仕事だったり。
納期が短くしんどい仕事だったり。

パソコンを打って電話しているところを見ると、一体何が大変なのか?と思えてくる。

その辛さは入社し中に入らいなと分からないものなんだろうか?

いやいや、傾向としてその辛さの度合いを測ることはできる。

ではでは、今回は「精神的に楽な仕事と辛い仕事の見極め方」について書いていくよ。

でも、実はこの話を20代前半の人に話したら、どうもピンと来ないみたい。
だから出来るだけ分かりやすく例えてみるから、転職の仕事選びの参考にしてほしい。

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辛い仕事か?楽な仕事か?はお客の人数で決まる

辛い仕事か?楽な仕事か?の分かれ道。

はず、初めのポイントは「仕事とはお客の人数で辛さが変わるよ」って話から。

例えば2つのラーメン店があったとする。

ひとつは一般大衆に受ける醤油ラーメン店。
もうひとつは超激辛ラーメン店。

醤油ラーメン店に来るお客さんは300人いるけど、月に一度しか足を運ばない。
よって、ひと月に売れるラーメンの数は300杯。

激辛ラーメンはお客さんは10人しかいないが、毎日同じお客さんが来店する。
月に30日あると考えると、売れるラーメンの数は300杯。

つまりラーメンを売る量はどちらも同じ。

この仕事はどちらがツライ仕事なのか?

・・・・。

・・・・。

答えは、圧倒的に激辛ラーメン店の方が圧倒的に辛い仕事になる。

その理由は売上減少のリスクが違う。

例えばラーメンに虫が入ってしまい、お客を怒らせて「もう二度と来ない」と言われたとする。

醤油ラーメンの売上の減少は、300人分のお客の内、1人分が減るから月に1杯分。

それに対して、激辛ラーメン店は30杯分になる。

お客の人数が少ない方が、リスクが高い仕事と言える。

果たして醤油ラーメンと激辛ラーメン店では、店長が行う従業員への指導は同じレベルで良いのだろうか?

リスクを考えると同じレベルじゃダメだよね。

店の清潔さ、接客マナー、身だしなみ、気配りなど高いレベルが求められる。

そして仕事のミスが許されない状況。
まったく同じ仕事のように見えて、仕事の大変さは違ってくる。

つまり、お客の人数が多い会社は楽、少ない会社は辛い仕事になる。

これはラーメン店のような個人相手の商売だけではなく、法人相手の仕事でも同じ。

ものづくり業界では、たった顧客1社で売り上げの7割を占めているって会社が結構ある。

そういう会社は地獄の労働環境が待っているよ。

売り上げが大きい会社に対してミスが起き、契約が切られると倒産してしまう。

そこに働く従業員はどんな対応が求められるか?

仕事のミスは許されず、機嫌を損なうような事はするな、と指導されるんだ。
「お客様第一優先」という言葉を使ってね。

「その仕事今日中ね」と言われればNoとは言えない環境。
「安くしないと買わないよ」と言われればNoとは言えない環境。

こんな感じに顧客の要求は年々キツイものになる。

こういう事が積もり積もって企業体質になっていく。

働く人の目線では、仕事は忙しいが給料が上がらないという辛い環境となる。

だから、まともな経営者や営業がいる会社は、顧客一人あたり売上の割合を出来るだけ小さくしようとする。
倒産しないためのリスクの分散ってやつ。

でも、まとも経営者はそれほど多くないんだ。
「売り上げ好調な顧客に付いていけばうちの会社も・・・」と考えてしまう人も多い。

きっと損して得取れという考えが出来ない経営者。

お客の数というのは、仕事が楽・ツラいという話だけではなく、会社の将来性を見るときにも重要な要素だよ。

転職の会社選びのときは注目ポイントは「どれぐらいのお客がいるの?」と「売上は分散できているの?」だよ。

仕事な仕事か?楽な仕事か?お客の知識量で決まる

ポイントの2つ目は「付き合うお客の知識量によって、仕事の難易度は違ってくる」って話。

2つの家電量販店があったとする。

ひとつはおじいちゃんやおばあちゃんがメインの田舎の店舗。
もうひとつは家電に詳しいお客が集まる秋葉原にある店舗。

売上はまったく同じ場合は、どちらの仕事が辛いのか?

それは秋葉原の店舗。

お客の知識量が増えると、従業員に聞く質問も専門的になる。

質問されて「分かりません」で売れるはずもなく、その質問に対応するため多くの知識量が必要になってくる。

仕事の難易度は大きく違う。

これは「個人相手の仕事」か「法人相手の仕事」のどっちを選ぶか?でも同じこと。

個人のお客の中でプロより知識がすごい人はやっぱり少ない。
極端なことを言うと、騙して売ることもできてしまう。

プロを納得させるには理論武装が必須になる。

「人気がある商品です」
「皆さんにお買上げになっております」
「良い評判を頂いています」

こんな軽い言葉で買う会社はない。

必ず「なぜ」という事が要求される。

誰を相手にしている仕事か?によって、覚えないとならない知識量も説得するテクニックも違ってくる。

楽な仕事か辛い仕事かを見極めるポイントとして「対応するお客の知識レベル」も重要だよ。

仕事な仕事か?楽な仕事か?お客との距離感で決まる

3つ目のポイント。

「同じ会社でも働く部署(職種)によって、仕事の辛さは違ってくるよ」って話。

みなさんの会社にもA部署は残業ゼロ、B部署は残業ばかりといった差がないだろうか?

この差で決まるのか?

それはお客との距離感。

部署(職種)によっては、お客と接しない人もいる。
逆にお客と毎日電話したり打ち合わせする部署もある。

このお客と近ければ近いほど仕事はツラくなる。

お客と接しない仕事は、社内から人からしか仕事を依頼される事がない。
つまり全ての仕事は「社内ごと」で収まる。

お客の顔は見えず、自分の仕事がパンクしていたら「忙しいので来週になります」と言える。

それに対して、お客から直接言われる立場だと、売り上げに直結しやすい分、そんな風には言えない。

「他のお客の対応が忙しく、御社の対応はその後に対応します」なんて普通の感覚では言えない。

つまりは自分のペースで仕事はできず、お客からの電話一本でスケジュールはふっとんでしまう。
けど、会社内は「来週になります」と言われるから板挟みになる。

仕事ペースはあってないようなものだから、明日は娘の誕生日だから早く帰りたいと思っても叶わぬ夢。
夫婦でこの距離感が違う仕事をしていると「なぜうちの旦那は娘の誕生日なのに帰れないの?」なんてすれ違いもある。

家族の中でも仕事でも板挟み合う。

それってどの職種を選ぶのか?で大きく違う。
職種選びでお客との距離感は?という要素は大切。

【余談】お客との距離が近いのに楽な仕事にする方法

お客との距離が近い職種でも楽になる方法が無いわけではない。

オススメはしないが、それはお客を無視すること。

身近な話で言うと、コンビニでお客が並んでいるのに、背を向けて洗い物をしている店員を見かけませんか?
商品を並べている店員を見かけませんか?

あれは自分のペースを守りたいために、お客を無視しているか、何も考えてないかのどちらかだよ。

おそらく店長に「11時になったら品出ししてね」と言われているだろう。
だから「私は11時だから品出しをしている。指示された事を守っている」と思うのだろう。

接客業の基本は何か?なんて考えこともないんだよ。

けど、働いている店員さんの気持ちも分からないわけじゃない。
だってお客の方向を見て考えて仕事しても、時給が変わらないからね。

バイトだからリストラもないし、その理由で注意されることはあっても、クビにはならないだろうからね。

だから会社の人事制度って大切なんだよ。

一般の正社員でもお客を無視して、自分のペースを必死に守ろうとする人はいる。
コンビニに比べて見えにくい仕事なだけで正社員でも多い。

結局、バイトか正社員かなんてあまり関係がないんだよ。

楽な仕事か?辛い仕事か?のまとめ

辛い仕事か?楽な仕事か?を見極めるポイントは3つ。

  1. お客の人数が少ない仕事か?
  2. お客が知識が豊富な人と付き合う事が多い仕事か?
  3. お客との距離感が近い仕事か?

この3項目に3つとも○が付く仕事は精神的に辛い仕事で、☓が付く仕事ならば楽な仕事だよ。

事実として仕事で円形脱毛や精神的に病んでしまう人って、この項目に○が付く人が多いんだよ。

転職する時に仕事に迷っている人、職種に迷っている人は参考にしてほしい。

ただし今楽な仕事が将来も楽とは限らない

自分で言ってる事を否定するようだけど、今まで言った楽な仕事は将来もずっと楽な仕事か?と問われたら難しい問題。

サラリーマンが克服しなければならん最大の課題は、生活する金を稼ぎ定年まで稼ぎ続けること。
これはどんな仕事でも同じ。

先程言った3つのポイント。

  1. お客の人数が少ない仕事か?
  2. お客が知識が豊富な人と付き合う事が多い仕事か?
  3. お客との距離感が近い仕事か?

これに○が付く人は確かに精神的に病んでしまう人が多い。
しかし☓が付く人は、職を失いやすい仕事・職種とも言える。

そしてもっと重要なのは、職種や会社の将来性。
いいだよ、会社が傾いてクビになっても転職できれば。

けど、楽な仕事を選び長く座ってしまったら、転職は正直きつい。

「お客の人数が少ない仕事」はリスク分散ができていないから、共倒れの爆弾を抱えている。
「お客の知識が豊富」じゃないと自分の知識も上がらない。
「お客との距離感」が遠いと自分の仕事の価値を第三者に伝えることが難しい。

こんなデメリットも同時にある。

能力の問題じゃない。
資格を取れば良いって問題じゃない。

若い人ならともかく年齢を重ね転職すると、今までやってきた仕事の大変さが違うから付いていけずに脱落する。

アリとキリギリスの話ではないが、今楽な事が将来も楽なのか?
倒産することも確定ではないから難しい。

だから身近な人で仕事や職種に迷っていたら、こんなアドバイスをしている。

お客は多く売り上げはできるだけ均等になっている会社を探せ。
お客が知識が多く勉強し続ける環境のある会社・職種を見つけろ。
お客と距離が近く、常に客先目線を考える事ができる職種を選べ。

会社が倒産し露頭に迷う姿は見たくない。
しかしいざ次の会社に転職しようとした時に有利だと思ったからさ。

でもこのアドバイスが本当に正しいのかは、正直に言うと分からん。
たぶん正解は誰にも分からない。

答えはそいつがピンチが訪れた時、もしくは10年後ぐらいに、その人なりの答えが分かるのかもしれない。

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