「仕事に自信が持てない」と戦う2つの実践方法

「仕事に自信が持てない」
「仕事を辞めたほうが良いのだろうか?」

こんな風に悩んでいる人へ。

転職は悪いことではないし、環境をガラリと変えるのもひとつの手です。
しかし経験を積み自信を付けないと、なかなか採用に至らないのも事実。

だったら転職の前に自信を取り戻すことがベストの選択。
では「自信が持てない」と戦う私なりの実践方法を。

自信なんて暗示とコツ。

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慣れを利用すれば苦手意識を減らせる

「電話が取れなくなった新入社員」の話をさせてほしい。
その社員は去年入社した真面目そうな男性。

私の会社には「電話は若い人が優先的に取る」という風習がある。
上司は新入社員に「悪いけど電話は積極的に取ってもらっていいかな」と言っていた。

 

しかし、私の部署に配属された男性は、電話を取るとき嫌そうな顔をしていた。
それでも始めはしぶしぶ電話を取っていたが、そのうち電話が鳴ると用事を思い出したかのように、別の作業を始めるようになった。

時間が経つにつれて、電話を取らなくなった。
それを見かねた上司からは先日「言われた事もできない」と怒る。

 

電話を取るという難しくない作業ができない人に怒る上司の気持ちは分かる。
しかし、それができない人の気持ちも・・・とてもよく分かる。

私の職場のフロアは大きく、そこに150人ぐらい人がいる。

新入社員のときは同僚の名前や顔もうる覚え。
席が遠い人や仕事上の接点がない人もいて、まだまだ覚えられていないのだろう。

そんな中で彼は不安だった。

「武田さんいますか?」と言われても武田さんがどこにいるかも分からない。
そもそも会社に武田さんがいるかも分からない。
滑舌が悪く武谷さんかもしれない。

それに電話の内容によっては、電話を取った人が対応を迫られることもある。

電話の相手がどういう要件を話すかも予想ができない。
専門用語など出てきたら、質問の意味も分からない。
お客様からの電話の可能性もあり、失礼があってはいけない。

きっと「不安で間違えたりしたら恥ずかしい」という気持ちだった。

 

それがストレスになり、そのストレスから回避するため、電話に出られなくなった。
他人から見ると「誰でもできる事」ができなくなってしまう。

このストレスから回避する行動は、誰にもあることです。
しかしこれが原因で仕事全体の自信を失う。

 

仕事に自信が持てない人も同じメカニズムにハマっていることがある。

仕事にはストレスがかかる仕事、そうでもない仕事がある。
特に「恥ずかしいこと」「緊張すること」「ミスがゆるされない仕事」「ボリュームが大きな仕事」はストレスになりやすい。

仕事は毎日、たくさんの作業を進める一方で、同時にたくさんの仕事が入ってくる。
それに一つひとつ優先順位を決めて作業する。

しかし強いストレスがかかる仕事は逃げたくなり、後回しにしてしまう。
後回しにすることで苦手意識が付く。
そのまま逃げ続けてしまうと「まだそんな事もできないのか」と言われ、更に苦手意識が強くなる。

 

「苦手なこと→ストレスになる→ストレスから逃げる→さらに苦手意識が増える」

このループはストレスを増幅させ自信を失う元になる。
ましてや仕事の場合、似たような状況がすぐに来るので回転が早く増幅スピードも早い。

これを克服するには「やりたくない仕事を先にやる」こと。
もしくは「やりたくない仕事を積極的に数をこなして慣れる」こと。

これしかない。

初めはとても辛いのだが、それは最初だけ。
慣れてしまうと「なぜ自分はあんな簡単なことに逃げて、ストレスに感じていたのか?バカじゃないのか?」と思えるほど楽になる。

 

仕事を分割して達成感を操れ

仕事があっちからこっちから依頼されると、何から手を付けて良いか分からなくなる。
仕事はどんどん貯まる一方で焦ってしまう。

そのうち先輩や上司から「まだ終わってないのか?」「一体いつになったらやるんだ」と言われる日がくる。

こういう時は効率を上げるため達成感をうまく利用すること。
具体的には仕事をリスト化して、小さな仕事はすぐに終わらす。

 

仕事には小さな仕事もあるし、大きな仕事もある。
15分程度の終わるものから、何時間、何日も作業が必要な仕事もある。

そういう時は、小さな仕事を一気に処理する。
大きな仕事は遅れるが、それでも構わない。

小さな仕事をリズムよくこなすと、すっきりするし仕事の波に乗れる。
終わった仕事はリストから消し、消す事が増えると達成感も上がる。

 

大きな仕事が「嫌だな」と思う人は、大きな仕事を分割して小さな仕事する。
分割したものは作業する順番に並べリスト化をする。

大きな仕事を何日も続けると「はぁ、今日も終わらせることができなかったなぁ」とため息がでてしまうもの。

しかし分割してリスト化すると「今日で大きな仕事の7割は終わったな」と進捗が目で確認できて達成感が生まれる。
「明日は8割か9割ぐらい終わるから、もうちょっとだ」と先が見えれば走る気になれる。

完璧主義な人は100点を目指さず80点を目指すのも手。

大切なのは、大きな達成感ではなく一度に得ようとせず、小さな達成感を小刻みに得ること。

 

パワハラと自信はトレードオフかも・・・

仕事に自信を持つためのポイントは2つ。

  • やりたくない仕事を最初にやり、数をこなすこと
  • 小さな仕事はすぐ、大きな仕事は分割すること

これを繰り返すと、苦手意識はなくなり仕事に自信が付いてくる。

 

気のせいかもしれないが、最近自信がない人が増えた気がする。
そのせいでメンタルで休業する人が増えているのではないだろうか。

もしかすると「パワハラが減った」こと「就職しやすいこと」が原因でメンタル休業が増えたのかも、と思い始めた。

 

以前は会社に怒鳴り声が聞こえたし、机を叩く音が響くのもめずらしくない会社が多かった。
就職難だから転職しようにも求人がなく、意地でも辞めることはできなかった。

だから先輩や上司が怖かった。

やりたくない仕事でもやらざる得ないし、今日中と言われた仕事はどれだけ残業しても終わらせた。

残業がやりたいと思ったことはないが、それでも深夜まで残業して仕事が終わったときは、どこか爽快な気持ちになった。

「あぁ、オレ頑張ってるな」と自信が付いた。

 

パワハラも就職難も悪いことだが、必死で仕事量をこなさなくてはいけない環境があり、だからこそ私みたいなボンクラでも自信が付いたのかもしれない。

いや、それで潰れてしまった人もいたから、きっと耐えられる人は自信になり、耐えられない人は自信を失ったのだろう。

とはいえ、必死でやればどんな方法でも自信は付くのではないだろうか。

 

どんな仕事も最初は辛い

就職や転職した直後は、どんな仕事でも大変。
最初のハードルを飛び越えるまで、きっかけを掴み波になるまで、苦痛の連続だったりする。

けどハードルを伸び超えない時間が長い方がストレスは大きい。
だったら踏ん張って早く飛び越えた方が楽。

これ飛び越えたら「焼き肉でも食いにいくぞー」って感じで、自分で自分の前にニンジンをぶら下げてみよう。