転職に有利なおすすめの時期は何月なのか?を調査

転職に有利な月って何月なんだろう?
そんな風に思った経験はありませんか?

 

できればスムーズな転職を目指したい。
そのために有利なおすすめのタイミングがあれば、そこを狙いを定めたい。

これは自分自身が転職しようと思ったこと。

学力も低く資格も無く、前職の会社名も有名ではない自分にとっては、少しでも有利な時期を狙いたいと思った。

今回は「何月が転職に有利か?を過去に調べて分かった結果」と「2018年現在は、どうなのよ?」を調べてみたよ。

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インターネットによく書いてある転職に有利な月

調べ事の基本と言えばインターネット。
インターネットは便利で調べたい事を検索すれば、大抵のことは記載してある。

とっても便利。

そのインターネットにはこんな風に書いてある。

転職の中途採用には、季節によって求人数が増加する有利な時期があります。
その有利な月とは夏終わりの9月、10月そして年度末の2月、3月です。

 

そして「なぜその月が転職に有利なのか?」の理由も書いてある。

転職が有利な月がある理由

  • 年度末に退職した人の補充と、新人と研修のタイミングを合わせるために2月・3月は求人数が増える
  • 企業は半期ごとに事業計画を行うために、9月・10月に求人が増える。

なるほど。
そういう理由があるのか!

「よっしゃ!じゃ2月・3月もしくは9月・10月の時期を狙って転職すっか!」

と、思った人、ちょっと待て!
本当にこのデータを信じていいだろうか?

 

実際に求人数を調べた結果は?

人が作ったデータじゃなくて、自分で調べるのが一番。

2017年の求人掲載件数を調べてみた。

 

2017年(平成29年)月別求人件数
(縦軸:求人数 横軸:1月~12月)

2017年の求人数(正社員)推移

 

注目すべきは赤いの部分。
このグラフでは3月と9月~11月に求人数の多い。

 

インターネットに書いてあることとは、ちょっと時期のズレがあるけど大枠では正しい。

これは2017年だけではなく、他の年も同じ傾向なのだろうか?

更に過去にさかのぼり2016年と2015年も調べてみた。

2016年(平成28年)月別求人件数

2016年の求人数(正社員)推移

 

2015年(平成27年)月別求人件数

2015年の求人数(正社員)推移

 

やっぱり注目点は赤いの部分。
3月・9月~11月が求人掲載数が多い月。

若干のズレはあっても「2月・9月・10月・11月」は求人数が多くて転職が熱い時期。

皆さんもこの時期を逃さず、頑張ってください!

・・・。

・・・。

・・・。

いや。待てよ。
このデータだけを見て、本当に正しいのだろうか・・・。

 

転職に有利・不利は求人数だけでは測れない

3月・9月~11月は求人数が多くなる傾向。
これは間違いない事実。

じゃ「求人の数が多ければ、転職しやすいのか?」

違うよね。

求人が多くても、転職したいと思う人が多ければ有利とは言えない。
求職者が増えるってことは、ライバルが多く逆に不利になる。

じゃ「転職希望者 1人に対して、いくつの求人があるか?(求人倍率)」という数字で見るよ。

まずは2017年の求人倍率の結果。
(縦軸:求人倍率 横軸:1月~12月)

2017年の求人倍率(正社員)推移

求人倍率で見ると求人数が多かった「3月・9月~11月」は特に高いとは言えない。

 

次に2016年の求人倍率(正社員限定)。

2016年の求人倍率(正社員)推移

やっぱり「3月・9月~11月」に求人倍率は増えていない。

2015年の求人倍率。

2015年の求人倍率(正社員)推移

 

インターネットでは「3月・9月~11月は転職に有利って言ってたじゃん!」である。

 

なぜ、求人の数が増えているのに、求人倍率が増えないのか?
それは「3月・9月~11月は転職希望者が増える」から。

 

退職する時期はみんなボーナスの後を狙う

退職を時期は、多くの人はボーナスの後を狙う。
ボーナスの支給日は会社によってバラツキがあり、夏は6月中旬~7月中旬、冬は12月初旬~下旬になっている。

 

しかしボーナスを貰う前に退職を言うのは危険な賭け。
大きな会社でも、ボーナスが支給される前に退職を伝えると支払われないというケースがある。
(詳しくは:退職の時期によってボーナスがもらえないor減額ってマジ?

その危険を察する人は、ボーナスが支給された後に退職の話を伝える。

とは言っても「今日ボーナスもらいました。だから今日辞めると伝えます」とは露骨すぎて言いづらい。

だからボーナスの支給後に少し時間を置いて、退職を伝えている人が多い。

そして、退職は言えばすぐに辞めれるわけではない。
退職できる日は就業規則により定められていて、一般的には退職を伝えてから1ヶ月後。
長い会社は3ヶ月後と記載されている。

引き継ぎの関係で退職日が伸びてしまう人もいる。

そういう関係で2月・3月、9月・10月という時期に退職する人が増える。

会社もボーナス後に求人を出す

中途採用の募集で多い理由が、退職者した人の補充するため。

しかし中途採用であっても即戦力となれる人はほとんどいない。
同じ業界、同じ職種であって会社によって仕事の守備範囲やシステムも違うから、再教育が必要になる。

今日、新しい人が入ってきても戦力になれるのは数カ月先の話。

会社からすると焦って求人募集してもあまり意味がない。

 

そして求人募集には費用がかかるため、すぐに動けるわけではなく予算取りの申請を行う。
これらの処理で時間がかかり、3月・10月付近に求人が多く出回る。

 

結局、転職が有利な時期は何月なんだ?

もし自分が転職に強い立場であれば、「3月・9月~11月」を狙う。

転職が強いとは

  • 転職に有利な資格を持っている。
  • 学力が高くて、学校名も有名。
  • 転職回数が少ない。
  • 年齢が適している(25才~32才ぐらい)

という人たち。

求人数が多いということは、選べる会社も多いということ。

しかし、私を含めた転職弱者の人は11月、12月がもっとも転職しやすい時期である。

 

結論。転職に有利な時期はあるのか?

もう一度、求人倍率のグラフを見てほしい。

の線が2017年・の線が2016年・の線が2015年)

このように並べるとある傾向が見ててくる。
そう。年末になると求人倍率が上がっている。

11月・12月というのはボーナスが支給される前であり、退職する人が減るから求人倍率としては高い値を示す。

この時期はライバルが不在になるため有利になる。

 

しかし「ボーナスを捨てるのはちょっと」と思いませんか?

そう思う人は、はっきり言って気にする必要がない。
その理由は、ここ数年で異常なほどに求人倍率は上がっているから。

2010年から2018年の求人倍率(正社員)推移

このグラフから読み取れることは、「ここ数年ずっと求人倍率は右肩上がり」ってこと。

2016年あたりから徐々に高まり、2018年にはバブル期と呼ばれた1990年より高い求人倍率になっている。

 

つまり何月が転職に有利・何月が転職不利なんて本当は小さな変動でしかない。
それよりその年によっての求人倍率の影響の方が大きい。

少なくても今はここ数年で転職しやすいのは時期。
これからは、もっと良くなる可能性もあるし、リーマンショックみたいに急落下もあるかもしれない。

 

それより重要なのは、あなたの転職に対する意欲。
高いやる気を保って継続するって難しいことなんだよね。

転職って結構時間がかかる。
もちろんすぐに希望の会社が見つかり、一発で内定を取れれば1ヶ月ぐらいで終わる。

けど、実際に会社を探すと迷うし、1社目で内定を取れる人は少数。

働きながら転職する人は仕事と面接日の調整も難しいもの。
だから長期戦だと思って臨んだ方が良い。

 

その期間、やる気を維持する意欲がある時期が転職に適した時期だと思う。
このやる気が高い時が一番成功する確率が高い時。

企業に対して転職する人が一番のアピールしなければならないのは「やる気」だからね。

 

はぁ・・・おれも2013年に不採用になった会社に転職すっかな・・・。

 

おさらい

  • データは「何が書いてあるか?」より「誰が書いているか?」を見極めよ
  • 転職に有利なタイミングなど存在しない。存在しても僅かに変化するだけ
  • 転職に有利な時期は、自分のやる気が高い時。「鉄は焦らずに熱いうちに打て」