「転職で失敗する人は安定した会社を探す」を理解せよ

先日、ニュースサイトを見ていたら【転職したい理由ランキング!】という記事が目に入った。

「みんなどんな事を思っているのかなぁ?」っと思って覗いてみた。

皆さんの転職の理由はなんですか?

ちなみにそのサイトに書いたあった転職理由ランキングのベスト3位にはこんなことが書いてあったよ。

  1. 他にやりたい仕事がある。
  2. 会社の将来が不安
  3. 給与に不満

このランキングがどういうアンケート方式なのかは分からない。
もしかしたら選択式なのかもしれない。

アンケートだから、深く考えずにチェックマークを付けただけかもしれない。

ただ本気で「会社の将来が不安だから転職したい」と思っているなら、ちょっと待てと言いたい。

読んでくれる人の中にも「会社の将来が不安」だから別の会社に転職したいって思う人いるかな?

そんな人は気を付けてくれ。

おれが見てきた転職に失敗し後悔しているのは「会社の将来が不安だから転職した」人達だったから。

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会社の将来が不安だから転職したいと思う典型的な例

例を出すために友人に犠牲になってもらう。

だまって友人の情報公開する。

先日、大学時代友人に会ってきた。
年齢は30代後半。

お互い200キロぐらい離れているから、長期連休じゃないとなかなか会えない友人。
ちょっと前に電話で「転職しようかと思っているだ」という話を聞いていた。

友人と会いしばらく話すと転職の話題になった。

「おまえどんな業界狙っているの?」
「まぁ、ガス業界なんていいじゃないかなって思ってんだ」
「へぇ~。ガス業界に興味があったんだ」
「まぁ興味というよりか、安定しているからいいかなって思ってさ」

という会話の後で思わず、友人の頭を殴りそうになった。
(ちなみに酒は飲んでない)

おれは「はぁ?30代後半になって何言ってんだ?」という言葉が口をついた。
別に「30代後半になって安定した仕事に就ける訳がないだろ」って思ったわけじゃない。

“ガス業界=安定している”と思っている事に「何言ってんだ?」と思ったんだ。
友人曰く「ガスは必要不可欠なインフラだろ?ガスはなくならないよ」と言う。

正論だ。

ガスから電気へ移り変わろうとしているが原発事故で一気に急速。
電気料金が高くなり、現在ではガスの代替品はないだろう。
けどな。

業界の安定と雇用の安定は関係がないと知れ!

車を乗る人は当然ガソリンスタンドを利用するだろう。

おれも毎日車に乗る。
週に一回ぐらいガソリンスタンドに行く。

だからガソリンスタンドが潰れると困る。
生活必需品のひとつがガソリン。

けど、現在ではガソリンスタンドで給油してくれるお兄さんがいるところは珍しい。
近所のガソリンスタンドのすべてが無人化。
事務所の奥にひとりいるだけ。

ガソリンスタンドで働いていた人はどこに行ったのさ?
給油してくれたり、窓を拭てくれた人は何をしているの?
10年前には確かにいたはずのお兄さんはいずこへ・・・

言わなくても分かるよね。

つまり「ガソリンスタンドは必要」だからなくならない。
けど「ガソリンスタンドで働く人は不要」になったってこと。

もうひとつ例を出すとスーパーマーケット。
スーパーマーケットに行けば、必ずレジがある。
お金を払うのだからレジは必要。

けどレジで働く人が必要か?
田舎の方でもレジはどんどん無人化しているよ。

つまり業界の安定と雇用の安定は、まったく別の問題なんだ。

生活を安定させたいから、安定した業界に入りたいと思うことがバカ発想。

安定していると思われていた会社の現実

知り合いに東芝で働いている人がいる。
東芝と言えば一流企業。

学生の頃に履歴書を送ったが、見事に書類選考で不採用になった会社。
まぁ、今思えば学歴による足切りだったのだろう。

当時は東芝に入社した知り合いが羨ましかったもんだ。

それが現在はどうか。
倒産するか?と言われるぐらいピンチ。

こんなピンチに友人は”予測の範疇内”と言っていたよ。
内部事情を知っている人であれば、数年前からなんとなく読めていたんだろうね。

その内部事情を知らない人は「安定した会社」と思うんだ。

今一流企業とか言われている会社も10年後は分からない。
トヨタもGoogleだって10年後は分からん。

今iPhoneを使っているこのページを見ている人もいるだろうけど、10年後はiPhoneが売れていないって思う。
iPhoneが売れている思っているのは日本だけで、世界ではAndroidの方が売れている。
お客が集まれば技術が集まる。
技術が集まれば物は安くなる。
10年後は「未だにiPhone系使っているの?」と言われている可能性は高いと思うんだ。

会社の名前がビックだからと10年先まで雇用が安定しているとは限らない
安定している会社・職業だと思って転職したが、内部事情を知ったら「なんじゃこりゃ」ってなり、本人は「転職に失敗した」と思うんだよ。

そもそも転職理由に「安定した会社に入りたい」と思うことが間違え。
そんな会社は存在しないのだから

安定の究極は安定した人材となれ!

結局、なぜ安定した業界・会社を望むのか?って聞かれたら、きっと解雇されることを恐れているからなんだよね。

けど、どんな会社・業界でも雇用が安定しているとは言えない。
だったら解雇を恐れないようになるしかない。

ひとつだけ良い方法がある。
業種や会社に頼らない方法が。

それはいつでも転職出来る人材になること。
転職できるすべを身に着けること。

明日、会社が潰れて無職になっても1カ月後・2カ月後に再就職すればいいだけなんだよ。

どんとこい!解雇!
バッチコイ!リストラ!
来るなら来い!無職!

と言える自信があれば不安にはならない。

そのために身に着けなければならないのは2つの能力。

ひとつは”仕事をこなす能力”。
もうひとつは”仕事をこなす能力をアピールする能力”

この2つの能力のうち「どちらが大切か?」って聞かれたら転職では”アピールする能力”の方が大切。

いくら仕事が出来ても伝えられなかったら意味がないからね。

周りを見るとこれが出来ない人が多い。
仕事の能力なんてそんなに大差はなく、それをどう伝えるか?で大きな差になっているんだ。
いかに自分の市場価値を高められるか?
そして市場価値が高いように見せれるのか?
この2つが転職では重要なんだ。

こう書くと難しく感じるだろうけど、実際はそこまで難しくはない。
だって2、3枚の職務経歴書と、わずか20分程度の面接だけで採用が決まるのだから。

おさらい

  • 雇用が安定した企業や業界などあり得ない
  • 安定したいなら転職する能力を身に着けろ
  • 転職で必要な能力はアピールし伝える力

そういう意味でも、一度は転職した方がいいと思うのよ。
自信を得るためにも、経験することがなによりだし、自分の市場価値も分かるしね。

もちろん無理に転職して後悔はしてほしくないけど。

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