職業選び重要性。うつ病になった友人を見て知った話

仕事選びの重要性について、友人を通して改めて感じた話。
仕事選びというか職業選びというべきか。

転職したいけど「どの職業が自分に合っているかわからん」って人もいると思う。

自分も同じだったよ。
20代の頃は特に。

転職するにしても同じ職業にすべきなのか?
もっとやりがいのある仕事がないのか?
なんて考えていた。

学生時代に目指す職業を決めている人が羨ましかったよ。
と、同時に「なぜバイト程度しか知らない学生が目標となる仕事を選べたのか?」が疑問で仕方なかった。

今回はちょっと暗い話になってしまうが、うつ病になった友人の話。
そこから感じた仕事の選び方について。

仕事の選び方に迷っている人の参考になれば。

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友人がうつ病になった経緯

まずは友人の話をさせてくれ。

友人の年齢は30代後半。
10年前に結婚しているが子供はいない。

その友人の職業は教職員。
学校の先生ってことね。

友人は中学生の事から塾の講師に憧れていた。
当時出会った講師が良い人で、そのみたいになりたいと思っていた。

ある年齢になり学校の教職員の方が安定していると思ったのだろう。
進路は教職員を選んだ。

だから教職員歴で言えば15年選手ぐらいのベテラン。

そのベテランがうつ病になった。
原因は職場でのパワハラ。

転勤になって新しい学校になり、そこの教頭先生からパワハラを受けたらしい。
同時期に父親が病気で介護状態になった。
介護と仕事の毎日。

心身共に疲れたのだろう。
自殺未遂した。
内容は文章で書くと特にグロテスクになるから詳細は言わないよ。

嫁さんに現場を発見されて最悪の事態は逃れた。
それからしばらく休職した。

今の職場でも心の病で休職して辞めていく人もいるし、復帰する人もいる。
復帰する人ってすごいと思うんだ。

まだまだ心の病は恥ずかしいって感情がある。
周りから小ばかにされることもあるだろう。
腫れ物に触る扱いもされるだろう。

もし自分なら復帰できるのかな?って考えるんだ。

友人の場合は乗り切って3カ月で職場に復帰。
けど、心の病が簡単には直らなかったみたいだ。

その3カ月後には退職。
その後、1年半以上ずっと無職でいる。

半年前ぐらいから買い物ぐらいは出来るようになった。
それまではお金を払おうとすると混乱して計算が出来なくなっていた。
計算が出来ないというか、言われた金額を財布から出すことが出来ない。

友人の社会復帰を考えて

そんな友人も前に比べれば、だいぶ状態が良くなった。
嫁さんが働いて生活は出来ているが、ずっと無職ってわけにはいかないだろう。

社会復帰を考えるべきだと思う。
けど、強く言うのは正直怖いだよね。

もともとは
「おめぇは何してんだ!いい加減、嫁さんの事も考えろ!」って言える関係性。
けどそれを言ったら、嫁さんに迷惑かけそうで怖い。

ある時期からオレは「友人のために出来ることは?」ではなく、「友人が迷惑かけてもそばにいてくれる嫁さんに出来ることは?」に考え方が変わってきている。

けど、そろそろ限界が近いと感じている。
嫁さんが先につぶれちまうんじゃないか?って思う時がある。

だから腹を割って友人に話してみた。
「おまえは今後どう考えているだ」って。

「やっぱり教職員の道しかないとは思っている」

「そんなことはないよ。世の中職業なんて沢山ある。ひとつに絞らずに考えたらどうだ?」

「おれは大卒から学校の先生しかしてないんだぞ。40歳近い奴が何も経験もなく入社させてくれるところがあると思うか?」

「・・・厳しいとは思うが、なくはないと思うぞ。例えば塾の講師ってのはどうだ?おまえ憧れていたよな、昔。」

「学校の先生が塾の講師になれると思うか?」

「子供に学問を教えるって意味じゃ同じだろ?」

「はっきり言うと学校の先生レベルじゃ塾の講師は出来ないよ。熟の講師は一人でも多く進学校に入れるために競争している。競争に負けたらクビになる業界。将来安泰の公務員しか経験してない奴が勝てると企業が思ってくれるか?」

「うーーん」

「おれは公務員になった時から分かっていたよ。ある年齢を超えたら民間企業には転職できないって」

「・・・・」

言葉が返せなかったよ。

でも友人がうつ病になった原因のひとつはこれだって思ったよ。
転職できない職業についたこと。

おれは自殺を考えてまで、しがみ付く会社なんてない。
もしそこまで追い込まれていたら退職する。
そして次の道を探す。

友人の場合は無理して教職員の仕事にしがみ付いた。
しがみ付くしかなかった・・・。

仕事選びの基準はもう一度転職できるかどうか?

仕事の選び方って、人によって優先順位が違うよね。

「自分に合うか」
「社会の役に立つか」
「給料が高いか」
「勤務時間は適切か」
「転勤の有無」

欲があるからさ、上げたら切りがないほどある。
けど、それより重要なことがある。

我々の仕事に対する最低目標は「死ぬまで生活できる金を稼ぐ」ことだよ。

全てのサラリーマン。
いや、すべての人はこの課題をクリアーしなければならない。

ひとつの会社に入社し定年まで迎えて稼げればOK。
けど、不測の事態にも備えが必要。

会社が40年間倒産せずに継続できるとは限らない。

リストラにならないと言い切れる人はいない。
友人のように突然メンタル面でダメージを受けて退職する人もいるだろう。

ではどうすればいいのか?
それはいつでも転職できる準備をしておくこと。

その為に、もう一度転職できる職業を選択すること。

友人の心の中に「最悪は転職すればいいし、転職する自信がある」と言えたらうつ病になっていただろうか?

「転職できる自信がある」はサラリーマンの精神安定剤だと感じたよ。

洋服販売員からの転職を考えている友人

別の友人で洋服の販売店員の人がいる。
最近その洋服屋が傾いて店を畳もうとしている。

彼は転職活動をしているらしいが、転職先がない。
小さな洋服屋は、売り上げ減少し人手不足ではなく逆に縮小化したい。
大手企業は大卒しか採用しない。

彼がその会社で努力していた、していないの前に転職の窓口が小さい。
そして洋服販売員の能力が他の業界に転用しづらい。

今、とても苦労をしているよ。

転職のときに考えるべき仕事の選び方

仕事のやりがいって大切。
生活を豊かにするための給料もあった方がいい。

けどそれより優先すべきことは、自分は例え40歳50歳になっても転職できると思えるかどうか。

それは努力では埋まらないときがある。

皆さんが仕事を選ぶときの基準として「10年後も転職できる」と思える職業を選んでほしい。

おさらい

  • 「転職する自信がある」はサラリーマンの精神安定剤。
  • 転職の自信を得るためには”仕事”と”転職”の経験が重要。転職は副作用もあるが効能もある
  • 仕事選ぶの基本は給料でも休日日数ではない。自分が50歳で転職できる仕事を選べ。

関連記事:迷った時の仕事の選び方。お客から依頼を受ける仕事を選べ

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