履歴書に付ける添え状の書き方。送り状と勘違いするな

履歴書や職務経歴書の必要書類を出すときに、添え状をつけていますか?

添え状の価値がどれだけの効果を生むかは分からない。
はっきり言って、採用側次第なんだよね。
一生懸命書いてもガン無視されている可能性もある。

「添え状を付けないより、付けた方がいいかな」と思ってはいないだろうか?
多くの人が礼儀やマナーだと思って添え状を添付する。

この間違いに「気付くか気付けないか」の差は「転職できる、できない」の差になってくる。

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よくある添え状の書き方。まったく意味がないことを知れ

皆さんはインターネットで「添え状 書き方」と検索してないだろうか?
こういった多くの人は、添え状の内容をほぼコピーして履歴書に付ける。

インターネットにあるのはこんな例。

平成28年2月10日
株式会社○○
人事事務局 御中
〒○○○-〇〇〇〇
〇〇県○○市〇〇町100-10
電話番号 090-〇〇〇〇-○○○○
かわなべ あつ

総務職へ応募の件

拝啓  貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度、「○○○」に掲載されておりました御社の○○職の求人を拝見し、ぜひ応募させていただきたく履歴書・職務経歴書をお送りいたします。

必要書類を送付いたしますので、ご査収の上ぜひ面接にてお話しする機会をいただけたら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

同封書類
1. 履歴書    1通
2. 職務経歴書  1通

以上

考えてみて欲しい。

コピーし中身のない添え状を付けて、なぜ採用確率が上がるのかを。

インターネットに書いてある最悪な例は「時候の候(そうろう)を付けるの更に印象UPします」なんて書いてある。

時候の挨拶とは例えば
・初春の候
・残暑の候
こんな言葉ね。

「おれは作家になるのか?」と言いたい。
なぜ「時候の候 」付ければ採用されると考えるのか?

俺にはちっとも分からないよ。

というか面接官を経験した立場から言うと「面接官がコピーを真面目に読むわけない」

はっきり言おう。コピーの添え状なら付けない方が良い。

履歴書が送られて来るのが一通ならばいい。何十通も来るんだ。

あなたが思う転職したい会社は、他の人にとっても入社したい会社。

そんな状態で意味のない添え状はゴミとなる。

よく本に書かれている添え状の意味と役割。真に受けちゃいけない。

インターネットはウソが多い。

「添え状はビジネスマナーとしての習慣だから必須です」と書いてある。
15年以上働いて1000通ぐらいは郵便物のやり取りをしてきたが、添え状を見たのは5通ぐらい。

実社会では添え状は、まったく習慣化されてない。

なぜ習慣になっていないか?

それはビスネスとして、ほとんど効果がないからだよね。

添え状があったらといって「この人はビジネスマナーがある」なんて思われない。
ましてやビジネスマナーがあるから、この人から買おう、なんて誰も思わない。

添え状はほぼ履歴書にしか使われない特有なものと思ってもいいぐらいだよ。

礼儀正しさとマナーは書類じゃ伝わらない

礼儀のためにコピーであっても「添え状はあった方が良い」と思う人はいるかもしれない。

「仕事によっては、礼儀やマナーも重要な採用基準じゃないのか?」と。

確かに接客業や営業等のお客と接する仕事には、結構大切な要素のひとつだと思う。

しかし、礼儀が重要な仕事ほど履歴書や職務経歴書で判断せずに面接を重視する。

書類じゃ人の持つ雰囲気や印象は伝わらない。
文通みたいに何十通もやり取りするなら話は別だけど、たった一通の文章で伝わるわけもない。

もし自分のウリが礼儀や印象であるならば、それを職務経歴書の自己PRに直接書いた方がいいよ。
「私が人より長けているところは、礼儀正しさや私の持っている印象です。」とはっきり伝え、それによって得られた成果や成功体験を書くことをオススメする。

その仕事が礼儀を重視するのであれば「そこまで自信を持って言うなら面接してみようか」って気持ちになる。

百聞は一見にしかずではなく、百文は一見にしかずだよ。
(上手いこと言った?)

添え状の本来の役割は礼儀でもマナーでもない

添え状の役割はマナーでも礼儀正しさを伝えるためではない。

転職において添え状の使い方は「自己PRのため」にある。

というか履歴書も職務経歴書も志望動機もすべて自己PRのためだけに使うもの。

他に理由なんてないんだよ。
だって転職するために書くものなのだから。

よく職務経歴書は「職務の経歴を書けば良い」と思っている人がいる。

それは見当ハズレで「職務の経歴を使って、自分の出来る事を並べ転職先にアピールできるように書く」のが正解。

それは添え状もまったく同じ話。

じゃ、どうすればいい?添え状の書き方。

以前に転職回数が多い人は能力のアピールの他に、辞めない人材と思わせるアピールが必要だと書いた。

転職回数が多い人は採用されない。理由を考え対策しろ

これは転職が初めての人も使えるテクニック。

上記のリンク先では「コツとして、家族の環境の変化から「今後は辞めにくい人材」であることをこっそり書くこと」をオススメした。
この「辞めにくい人材」を志望動機や自己PRに違和感なく忍ばせるのは、文章の能力が必要になる。

ここで登場するのが添え状の存在。

自己PRや志望動機を書いていると、文章が長くなりすぎるケースがよくある。
A4用紙にびっしり書いてあると読んでもらえないと思って削除する。
こういった残念ながら書ききれないことを添え状に書くといい。

あとは、自分のデメリットをフォローするために使うのもいい。

例えば

  • 年齢制限がオーバーしている求人に応募する。
  • 転職の回数が多い。
  • 無職の期間が長い。
  • 未経験者が「3年以上の経験者のみ」と書いてある求人に募集する。

こういったハンディキャップがあることは、実は熱意を伝えるチャンスでもあるんだ。
年齢制限がオーバーしているなら、

 現在私は29歳であり、御社の募集要項に27歳以下と記載してあることは存じています。しかし志望動機に記載させて頂いたように、半年前から業界のことをを調べていく中で御社への魅力を感じるようになりました。
 
 これまで7年間営業という仕事に従事してきたことで、コミュニケーション能力や商品や自分自身をお客様にPRすることには自信があります。ぜひ面接の機会を頂き採用可否の判断をお願いします。

こんな感じの文章を添え状に書き加える。
そして自分にはコミュニケーション能力への自信を伝えることによって「面接で会ってみるか」になる。

こういった自己PRはハッタリでも良い。

自分を大きく見せると「プレッシャーになるから嫌だよ」っと思う人は、今の職場にいることが一番プレッシャー少ないよ。

そもそも転職する人はみんなハッタリのだらけ。
そんな人と勝負して勝たなければならないんだよ。

はっきり言って、転職して最初の半年・一年は大変だよ。
新卒の時のように隣で教えてくれる会社は少ない。

「最近まで学生だからしょうがないよね」というスタンスは二度と来ない。

愚痴を共有する同期もいない。

転職して初めにつまづいてしまうと「なんだ。こいつ大したことないな」とレッテルを張られる。
転職者は「同世代の新卒から数年仕事をやっている人」と比較され「仕事ができるorできない」を判断されてしまう。

これって辛いよね。

けど、踏ん張らなきゃならない環境が得られることが、実は転職の一番のメリットだったりするんだ。

踏ん張った後は自分の成長を感じられる時が来る。
そう思って自己PRはハッタリをかます。

そして添え状は「自己PRだと思って文章を考えて書く」ことが大切だよ。

まとめ

  • 添え状は送り状じゃない。コピーを送っても無意味。
  • 添え状にはアピールしきれない事柄や、ハンデをフォローするといい。
  • 転職はハッタリだらけ。プレッシャーに勝たないと転職できない。
  • そもそも添え状は読まれないこともありうる。だから最も大切なアピールは自己PRに書くべき。
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