転職で初出勤の挨拶・服装・やるべき事は新卒と違う

今回は転職後の初出勤の話。

まず第一に知らなければならない事。
それは新卒と転職はまったく違うということ。

新卒の時は入社前に集まりがあり、ガイダンスが開かれる会社が多い。
新卒者の皆さんを集めて会社側が説明を行ってくれる。

例えば

「初日はこんな物を持って来て下さいね」
「服装はこんな格好で大丈夫ですよー」
「最初はこんな研修がありますよ」

とか。

転職にも同じようなガイダンスがあるか?と言われたら「ない」

新卒のときは同時に複数の人が入社する年に一度の行事。
それに対して転職は入社する日がバラバラ。

会社側からすると一人ひとりに割く時間がない。

じゃ、転職ではどんな感じなのか?

多くの会社は「すげー雑」です。

丁寧な会社は書面で連絡をくれるが、電話一本で済ます会社の方が多い。

例えば内定後に突然の電話で「では、初日の10月1日8時に会社に来て下さい。あ、ハンコと運転免許を持って来て下さい」で終了とか。

で、初日の出勤に何も準備せずに行くと、同僚から「こいつ準備もしてねぇーじゃん!常識がないのかよ」と思われる。

というのも、この電話の相手とあなたを初日に面倒を見る人って、多くの場合は違う人物なんだ。

だから今までの経緯もどんな説明を受けたかも知らない。

ではでは、「転職の初日はどうすれば良いのか?」について書いていくよ。

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当然、初日には皆の前で挨拶がある!

新卒の時もあったと思うが、転職の初日に挨拶を命じられる。

それも突然来る。

部屋に案内されると「えー、では皆さん注目。今日から入社して頂く事になりました田中さんです。では挨拶をどうぞ」ってイキナリ始まる場合もある。

だからこそ、挨拶の内容は事前に考えとくべき。

新卒のときは名前と学校名と「これから会社に貢献できるように頑張りたいと思います!」で済んだ。

でも転職の場合は「この挨拶でどれだけ話かけられるか?」が変わる。

周りの人はあなたがどんな人なのか、さっぱり知らない。
だから話のきっかけがない。

自己紹介として「名前」「年齢」「前職の情報」は必要。

「前職の情報」って言っても会社名は言わずに「職種とかどんな仕事をしてきたか?」を伝える。

これによって「どの人はどの程度に知識を持っていそうか?」をざっくりだけど伝えると、教える側はやりやすい。

ここまでは多くの人が実践しているが、これだけでは周りの人が話すきっかけがない。

だから「好きなこと」とか「休日は何をしている事が多い」とかの情報を言ったほうが良い。
この内容は転職の合否や査定に変わるわけじゃないから、ざっくばらんな感じの方が良い。

例えば「映画が好きで月に一回は見に行っています」とか「釣り堀に行って釣りをしてます」とか。

それによって、最初に話すきっかけが生まれるんだ。

転職は何が辛いか?と言うと、既に出来上がっている人間関係の輪の中に、ひとりで入ること。

つまり周りの人と馴染むこと。
新卒のときは同期がいたが、転職は基本ひとり。

だから自分から話しかけにくい人ほど、こういった情報を提供することで話しかけてもらいやすくなる。

但し、あまりマニアックな内容まで伝えない方が良い。

例えば「以前からサバイバルゲームにハマっていてVFR VR16の電動ガンを買おうとして・・・」って伝えたら、逆に「知らんがな」と思われ引かれる。

さらっとで「サバイバルゲームが好きです」とかで良いだよ、話のきっかけだけなんだから。

そうすると「サバイバルゲームって、どういう場所でやってるの?」と話掛けられる。
しかしそれもサラッと返すだけで、コアな内容までいらない。

相手は興味を持ってるわけじゃなくて、話すきっかけとして聞いただけなのだから。

初日は服装はどんな格好で行くべきか?

転職では「初日はこんな服装で来て下さいね」と伝えてくれる会社は多くない。
多くの場合は「社会人なんだからだいたい分かるでしょ?」で済まされてしまう。

営業のようなお客さんと接する仕事は、迷うこと無くスーツで出勤する。

問題は作業着や制服がある仕事。
こういう仕事は私服にするか?スーツにするか?

答えはスーツにネクタイ締めて行くべきだよ。

中途採用の場合は「合う作業着がない」とか「スーツだと伝えてないがスーツで来ると思っていた」とか色んなケースがある。

これは会社側の準備不足とも言えるが、往々にして有り得る話。

だからスーツが無難。

仕事によっては汚れる可能性はあるが、それでもスーツが無難。
汚れたらクリーニングだせば良いだけなんだから。

初日の持ち物は何が必要か

持ち物も一般常識で分かるでしょ?と思われるから、伝えない会社も多い。
でも、配属する部署に言ったら「あれ?これ持ってきた?」とか言われてしまう。

最低限必要な物は

  • シャーペンとボールペンの両方
  • 手帳か大学ノートのメモができる紙
  • ハンコ
  • 運転免許証・パスポート・年金手帳・住民票などの身分証明書

シャーペンとノートは、教える側の言っている事をメモするために持っていく。
持ってこない人も稀に見かけるが「初日に教わる事が何もないって思ったのか?」とアホ扱いされるから必須。

ボールペンとハンコと身分証明は契約の為に持っていく。

長年働いていると忘れがちなんだけど、会社と働く人は労働契約を結んでいる。
契約に必要なものが、ボールペン・ハンコ・身分証明になる。

初日に忘れても「じゃ、明日ね」という話になるが、どちらにしても数日以内には必要になるから準備しておいた方良い。

初日に「やるべき事」とは何だ?

転職の初日は大した仕事があるわけではない。

雑用レベルの仕事を「今日は初日だからこれやっといてー」とか言われる。
もしかくは会社のテキストを渡されて「これを読んどいて」と言われる。

でもそれをやっていれば良いのか?

答えはNo。

転職して最初のうちは馴染むことが大切。
そのためには、周りにいる人の「顔と名前」を覚える必要があるんだよ。

数日もすれば必ず「これは加藤さんに教えてもらって」や「鈴木さんが詳しいから聞いて」とか必ず言われる。

また転職者と言えど入社した新人なので、積極的に電話に出ざる負えない。

電話でお客さん、別部署の人から「後藤さんお願いします」と言えれる日は近い。

そのときに「加藤さんって誰?」になると非常に困ることになる。

まだ入社して2日、3日ではれば「すみません、加藤さんってどの方ですか?」とも聞けるだろう。

けど、2週間も経つともう聞けなくなる。

つまり2週間以内に少なくても自分の周りにいる数名、数十名の名前は暗記する必要がある。

人によって違うけど、顔と名前を覚えることって個人的にはすごく苦手なんだ。

では、どうやって覚えているか?

それは座席表を自分で手書きで作る。
初日で終わらす。

初日であれば「すみません、周りの人の名前を早く覚えたいので、教えてもらえませんか?」って言いやすいんだよ。

【体験談】名前が覚えられずに大恥をかいた話

ここでちょっと自分の恥ずかしい体験談。

初めて転職した時の話。
オレは「人の名前なんか自然に覚えるだろう・・・」と思って特に覚える努力をしなかったわけ。

新卒で入ったときも特に努力もしなかったし、もし分からなければ同期に聞いてなんとかなってたしね。

入社して2週間後の週末にオレの歓迎会が行われた。

酒が入りみんな笑っている様子だったけど、まだ知り合って2週間の人達なので上手く会話に入れず質問されたら答える程度。

そんな時に気を使ってかオレに質問をする人がいた。

「かわなべー(おれ)、彼女いるのかー」とか。

「彼女は可愛いのか?合わせろよー」とか。

男性ばかりの職場で、酒が入るとこんなもの。

その中で部長も質問をしてきた。

その内容は「お前、部署の人の名前ぐらいはもう覚えただろー?」というもの。
配属された部署は20人以下の部署。

それでも自信がなかったオレは困り顔で「いや・・・ちょっと自信がないっす」って答えた。

そしたら「今、ここに座っている人を端から言ってみろ」って部長が言うわけ。

オレはいやいやながら言わされる羽目になる。

「佐藤さん、岩田さん・・・・えーーと宮沢さん・・・白石さん」ってつまりながらも答えていった・・・。

そして最後の一人・・・。

課長の名前・・・でてこない・・・。

10秒ぐらい「えーーと・・・えーー」が続くと周りの人が笑い出す・・・・。

そしたら名前が分からない課長が「かわなべーーおまえなーー」とちょっと怒り始めると、また周りが笑い出す。

もう笑いものにされている地獄の雰囲気である。

その課長の名前は潮田さんって言うんだ。

潮田って一般的には「しおた」と読むのが、その課長は潮田って書いて「うしおだ」と読む。

地域にもよるのかもしれないが、オレは「うしおだ」という名字に馴染みがなく、全く思い出せなかった・・・。

珍しい名前ほど覚えにくいもの。

名前を言えないオレを見て部長が「何でもいいから言ってみ!いいから言ってみろ!」って、しつこいのなんの!

この状況・・・「火あぶりの刑の方が、ましだ」と言いたくなる。

オレは名前の最初に「う」が付くことをなんとなく思い出して・・・「う・・・う・・・うしたさん?」っと答えた。

そしたら周りの人が爆笑・・・。

名前が分からない、うしたさんと思われる人は、顔を赤くしてうつむく。

すると部長がまた口を開き「かわなべは、潮田(うしおだ)さんを牛だと思ってるってことだよなー」と言うと、もう一度爆笑が起きる。

もう逃げ出したい・・・、そんな空気のまま歓迎会は終わる。

それから数ヶ月・・・おれは課長のポストにいる潮田さんとは、ギクシャクした関係が続くことになる。

転職して最初の仕事は、周りの人を覚え人間関係を作ること

上記の体験談のような事がいつも起こるか?と言われたら、滅多にないだろう。

現に他の転職先ではそんな「いじり」はなかった。

けど、転職して最初にやる仕事は「人間関係の構築」だと思うのよ。

ひとりでできる仕事なんてない。
周りの人や別の部署の人と連携して、初めてひとつの仕事が完成する。

そう考えると、仲良くなる必要はないが「自分はこういう人です」と覚えてもらい「あの人はこんな人だな」と知る必要がある。

その第一歩が名前を覚えること。

つまらない事のようだけど、大切なことなんだよね。

おさらい

  • 出勤初日の挨拶は、話掛けられる内容にしよう。
  • 服装に迷ったときはスーツ
  • 持ち物で教えてもらう姿勢がバレる。
  • 転職するということは新たな会社との契約である。
  • 出勤初日の仕事は人の名前と顔を覚えること。
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