転職エージェントの職務経歴書を添削するサービスは時間のムダ

転職エージェントの職務経歴書を添削していくれるサービスを知っていますか?

簡単に説明すると、自分が作った職務経歴書や履歴書を実際に転職エージェントが見てくれてアドバイスをくれる、というサービスなんだ。

このサービスは無料。

転職エージェントの担当者にもよるだろうが、何度も相談に乗ってくれる。

一度だけ職務経歴書の添削するサービスを使わせてもらったことがある。
その時は、転職エージェントの人にアポイントを取ってファミレスで面談した。

もちろん職務経歴書と履歴書を持参したよ。
そして一所懸命アドバイスをくれたんだ。

自分の職務経歴書がレベルアップすれば書類審査も通りやすくなるだろう。
こんな良いサービスが無料で使えるなら、使わない手はない。

って、思う人に聞いてほしい言葉がある。

「ただより高いものはない」

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転職エージェントは転職のプロ?じゃない。エージェントのプロだ!

転職エージェントとは、いったん何だろう。
意外と知らない人も多い。

エージェントって仲介業者って意味ね。
転職エージェントを日本語にすると転職仲介業者ってことだよね。

転職エージェントは常に転職のことを考え、仕事しているから転職のプロに決まっている。
と思うのは当たり前かもしれない。

けど、転職エージェントに転職経験者は意外と少ない。
新卒で転職エージェントに入社したって人も多いんだ。

現に転職エージェントのホームページを見ると「新卒採用希望の方はこちら」ってページがあるしね。

転職の経験がない人が、なぜ転職のアドバイスが出来るのか?
おれにはちっとも理解が出来ないよ。

ただ、転職の経験がなくても転職仲介業は出来る。
求人募集したい会社へ行き営業し、転職希望者を集める能力があれば、立派な転職仲介業者。
営業力と集客力があれば、成立するんだよね。

つまり転職エージェントとは転職のプロではなく、エージェントのプロなんだ。

[余談]エージェントは商品知識がなくても出来てしまう例題

転職エージェントのこの「エージェント」という言葉。

なんかエージェントって響きってカッコよくない?
ビジネスマン風だし知識も豊富でその道のプロという雰囲気。

横文字にすると珍しい職業だと思われるが、仲介業者という日本語にすると珍しくもなんともない。

沢山の職業でエージェントはいる。
おそらく最も身近なエージェントはアパート・マンションの賃貸不動産。

賃貸不動産はマンションを所有している大家とそれを借りたい私達を繋いでくれる仕事。

賃貸不動産は商品知識を持っているか?持っていないと仕事にならないのか?

先日、アパートを探しに賃貸不動産に行ってきた。

間取りや条件が書いてある用紙を見せてくれて、その中に良さげな物件がひとつあったんだ。

ただひとつ気になることがあった。
それは駐車場とアパートの距離。

だから「この物件って駐車場からアパートまでの距離ってどれぐらいですか?」って。

そしたら「私も行ったことないんで分からないんですよ」って笑顔で答えてくれた。

うーむ・・・。

一人の仕事人として「お前はプロとしてそれで良いのか?」と一瞬思ったが、いいんだよ。
それでアパートを借りる人がいるのだから。

その不動産屋は、間取りや条件が書いてある用紙以外の事は何も知らなかった。

それでも売れる。売るのが仕事。

仲介業者(エージェント)は売るプロであり、物件や建築の知識がなくても仕事になるんだよね。

実際に職務経歴書のアドバイスや指摘されたこと

転職エージェントの職務経歴書の添削サービスを使ったときの話。

その当時、考えていたのは異業種への転職じゃなくて、同業種への転職。
おれの場合は転職回数は多いけど、広い意味では業界は変わってない。
(広い意味ではね)

30歳前だったけど、その業界の経験は6年~7年ぐらいあったんだ。
それだけやってたら当然、知識もそれなりに付いてくる。

そんな状況で、転職エージェントの職務経歴書についてアドバイスを貰おうと思ったんだ。

転職の作業って結構孤独でしょ?
誰かに相談したくても、なかなか同じ環境の人がいないよね。

ファミレスで転職エージェントに会って打ち合わせをした。
今までの経歴を話し、そして次に狙っている会社のイメージを話したんだ。

で、実際に職務経歴書を見せて、貰ったアドバイスは・・・。
「ここに句読点があった方がいい」
「もうちょっと大きめの文字の方が見やすい」

おれは呆気に取られて言葉が出なかった。
心の中で思った言葉は「どうでもいいわ!」だった。

いや、本当はどうでも良いわけじゃない。
出来るだけ見やすい文章の方が良いに決まっている。

職務経歴書に限らず、資料とは見る人の気持ちになって書くのが基本中の基本。

けど望んでいた答えとは、
「今の業界の状況。今後の展望。望まれている人材」等の会社から生の声。
リサーチ情報が欲しかったんだ。

その次に言われた言葉は、もっとびっくりした。
「この言葉は専門用語だから、ちゃんと説明した方が良い」と言われたんだ。

「おれは同業種に転職するんだから、専門用語が分からないのは次の会社じゃなくて、あんたの方だろ?」と言いたかった。(大人だから我慢をしたが)

転職エージェントは、自分が目指している業界のことは、素人同然だったんだ。

それもそうだよね。

仮にも6年以上その業界で仕事をしている人と、転職エージェントが同じ知識を持っているはずがない。
もし持っていたら、今までのオレの経験はなんだったんだ?ってことになるよね。

結局その打ち合わせでは、まず専門用語の意味と業界の仕組みから説明するしかなかった。
相手が理解してくれないと、話が前に進まないと思ったから。

最後には転職エージェントの人が「いやぁー。今日はたいへん勉強になりました」って言って帰っていたよ。
(さすがに最後の言葉にはイラっとした)

この転職エージェントが行う職務経歴書を添削するサービスは、ムダと言わずしてなんて言えばいいのか?

「ただより高いものない」
昔、ばーちゃんに教わったのになぁ。
ばーちゃんごめんよ!

[余談]職務経歴書には専門用語を避けましょう、はウソ

インターネット上には転職サイト・転職エージェント等のホームページがある。

そこには「職務経歴書の書き方」というページがあったりする。

そこには基本的な書き方や注意点がかいてあるのだが「職務経歴書には専門用語は避けて誰にも分かる言葉を選選ぶ、もしくは説明文を付けましょう」なんて書いてあるんだ。

実際に「職務経歴書 専門用語」で検索してみるとそんな文章が並ぶ。

あれってウソだよ。

異業種転職する場合は、そりゃ相手は素人だから専門用語を使われたら伝わらない。

けど同業種ではまったく問題ない。
問題ないというか沢山使ったほうが良い。

そもそも素人に分かるような説明文をいちいち付けていたら用紙を10枚使っても足りないよ。

10枚も職務経歴書を書いても、転職先は見てくれないよ。
読むのに時間が掛かるという理由もあるが、その前に簡潔に物事を伝えるセンスがないと思われ不採用。

あれは転職をエージェントする立場の人が「私達は素人だから何を言っているか分からないです。でも分からないって言いにくいです」と言っているだけ。

同業種転職であれば、逆に業界用語・専門用語を使った方がスッキリとして読みやすい文章になる。

転職エージェントの人に伝わっても、転職先に伝わりにくい文章だったらまったく意味がない。

ただし社内用語はNG。

以外と「この用語は専門用語だよな」って思っていた言葉が、ごく一部でしか使われていなかったというのは良くあること。(これは転職をすると気付かされることが多い)

一部でしか使われていない用語かどうかは、インターネットで検索してヒット件数を見てみ判断しよう。

実は転職エージェントの人は、会社の生の声を知らない

転職エージェントの人は会社の生の声を知らない。
これは転職エージェントと呼ばれる会社の仕組みに原因がある。

求人募集しようとしている会社に営業する人。
私たち転職希望者と会う人。
これは別人なんだよ。

つまり部署で別けられている。

なんで部署を分ける必要があるのか?

ここからは予測ね。

転職エージェントに必要な能力は「求人を取ってくる営業力」と「転職者を集める集客力」。
優秀な人はこの2つの能力を持つことは可能だろう。
どっちも出来るようになったら、その人はその後どうするか?
独立開業だよね。

そもそも会社が部署で縦割りになっているのは、独立開業を防ぐため。

この縦割りの仕組みは、転職希望者には致命的。

私たちが会うことができる転職エージェントは、企業を求めている会社の生の声を知らない。

転職エージェントができる職務経歴書を添削するサービスの限界

もし、職務経歴書の採点が「デザイン点」と「内容点」で別れていたとする。

デザインとは文章のキレイさとか、フォーマットとして見やすさね。
そのレベルを引き上げる作業は、転職エージェントの添削サービスで出来るのかもしれない。

ただし、平均点である60点まで。
そのサービスを受けているのは、あなただけじゃない。
みんなに行ってるサービスだから、それが平均点近くになる。

転職エージェントが出来ることは、デザイン点を平均点まで引き上げることだけ。
ここが限界。

でも、「平均点が取れてなんの意味があるんだ?」って思うんだ。
ライバルに勝って初めて書類選考を通過できるんだろ?

だったら平均点じゃ意味がないはずだ。

そっからは、自分で引き上げるしかない。
デザインであれば、インターネットに転がっている例を参考にしてもいいだろう。
自分で試行錯誤してもいいだろう。

デザインや見やすさだけなら、友人に見てもらい感想を聞くことも出来るだろう。

デザインで印象が決まってしまうとすればデザインは重要だけど、決定打になることはないよ。

決定打になるのは、デザインより内容だよ。

でも内容については、転職エージェントはアドバイスできない。
専門性の知識や、転職の経験がないから。

出来るとしたら「転職エージェントに就職するためのアドバイス」か、
レベルが高くない一般論のみ。

人は自分も含めてどうしても弱いから、楽そうな道があったら行きたくなる。
でも、転職の楽ってなんだろう。
それは採用されること。
転職エージェントに添削をお願いして楽に職務経歴書を作って、採用されればいいけど、そんな都合良く進まない。

つまり自分で努力しライバルに差をつけることが、一番楽な道になっているんだ。

悩んで試行錯誤すれば、出来なくないよ。
偏差値40ちょっとのおれに出来たんだから。

おさらい 転職エージェントの添削サービス

  • 転職エージェントが出来る添削サービスは平均点まで引き上げること
  • 添削サービスみんな使っている。ライバルとの差別化にはならない。
  • 転職エージェントはあなたが目指す業界は素人だ。
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