海外転勤の現実。「海外転勤有り」と書いてあるが拒否したい

求人欄に「海外転職の可能性あり」って書かれていたらどうしますか?

ここは個人によって意見が別れるだろう。
「ぜひ行きたい」という人もいれば「絶対拒否する」という人もいる。

20代前半の頃は「ぜひ行きたい」と思っていたが、今では「絶対拒否」に変わったんだ。
それはやっぱり海外で働く現実を見てしまったから。

周りに海外転勤の経験を持った人がいれば相談も出来るだろう。

今回は海外転勤がある会社に転職しようとか迷っているが、相談相手がいない人向け。

自分の得た情報と「海外転勤はありか?なしか?」について書いていくよ。

SPONSORED LINK

海外転勤先は発展途上国がほとんど

海外に転勤があるなしは、業界によって異なる。

海外転勤が多く当たり前になっているのはものづくりの業界。

海外転勤者が多い会社のトップ5を見てみよう。

順位会社名海外勤務者業界
1トヨタ自動車2450自動車
2ソニー1400電機機器
3デンソー1336自動車
4三菱商事1286商社
5三井物産1209商社

1位、2位、3位はものづくり系。

4位と5位は商社と呼ばれるが、商売相手はものづくり系と建築系なんだよね。

学年や20代前半の頃は、海外転勤と聞くとアメリカやヨーロッパを想像していた。

けど、多くの日本人の転勤先は発展途上国なんだ。

もちろんそこには理由がある。

海外に進出する会社のメリットは2つ。

1.海外の安い労働者を雇い、安い物を作って競争に勝つこと。

2.海外現地に売り込み市場を広げること。

安い労働者を雇うためには先進国は無理。
日本と変わらない人件費がかかったらメリットはない。

市場を広げる方は先進国でも出来ると思うでしょ?
確かに安く良い物を作れたら売れるだろう。
けど、先進国のライバルは黙ってないよ。

先進国で勝つためには、出来上がった市場に横入りする必要がある。
強いライバルが既に座っている椅子を奪い取る椅子取りゲーム。

一方、発展途上国には強いライバルがいない。
ライバル自体が不在の場所もある。

人件費が安いから物も安く作れ輸出することが出来る。
強いライバルが不在で、市場の拡大が狙えるから発展途上国に進出した方がうま味がある。

必然的に日本人の転勤先は発展途上国が多くなる。

残業規制なし。毎日深夜までみなし残業

みなし残業って知っているかな。

基本給が20万に残業を○時間相当の5万円をプラスし固定給として支払う制度。
残業がゼロでも100時間でも固定給。

営業のように直行直帰が多い人は、正確に残業が計れないという理由でこの制度がある。

海外で働く多くの人は、このみなし残業で働いている。

みなし残業の悪いところは、どんだけ仕事が増えても会社は人を増やさない。
100時間残業させれば、2人分の給料を支払わずに基本給を払えばいいのだから。

みなし残業制だからといって、サービス残業させるのは実は立派な違法だよ。

日本に居れば労働基準監督署に言うことも、転職することも出来るだろう。
けど、海外でそれができる?
我慢するしかない。

海外で働く人の多くはサービス残業の嵐。
朝8時~夜12時。
これが定時になっている。

「海外は残業がない」という噂を聞いたことはないかな?
現地の人は残業ないよ。
もしくは現地の企業に転職すれば残業はないだろう。
けど、日本企業に勤める海外転勤者は、日本からの問い合わせを一手に受けるから残業だらけ。

逆にいうと友人もいないし、飲みに行く人もいない。
ひとり部屋にいるぐらいなら会社に居た方がいい。
こんな感じに感覚がマヒしてくる。

期間は5年~10年は海外生活を覚悟しろ

個人的に海外転勤の一番のデメリットだと思うのは期間の長さ。
1年ぐらいであれば、おれ自身も行ってもいいかな?と思える。

現実は最低で5年ぐらい。長い人は10年以上は海外生活をすることになる。

25歳で海外転勤し帰ってきたら35歳。
30歳で海外転勤し帰ってきたら40歳。

結婚はどうするのか?
子供はどうするのか?
親はどうするのか?
今まで気づいた人間関係はどうなるのか?
10年という期間は人生設計を大きく変更するしかない。

帰れるのは正月とお盆の休み1週間。
初めの1・2年目は帰国したら友人も相手してくれるだろう。

だんだん友人と会っても昔話しか出来なくなる。
仲がよかった仲間とも話についていけなくなる。

多くの海外転勤者は帰国しても、会社の人ばかり誘うようになる。
結果、プライベートでも酒を飲んでも仕事の話。

個人的にはこうなるのが嫌でたまらない。

「休日の為に平日がある」
これがポリシーである俺には耐えがたい苦痛。

あと、親の死に目にも会えない海外転勤者は沢山いる。

海外転勤は浮気と言うな名の人身売買だらけ

年単位の海外転勤は経験ないが、数カ月だったら海外で仕事をしたことがある。

初めに行った場所は中国。

海外行くと休日は暇でしょうがない。
テレビは言葉が分からないし、インターネットもなかった。
だからホテルのロビーにずっといたんだ。
ロビーには一人だけ日本語が話せる従業員がいたから話相手になってくれていた。

ロビーにいると当然だけど、いろんなお客が入ってくる。
そこは日本人が多いホテル。

すると見たことがある制服を着た50歳ぐらいのおじさんが、女性を連れて入ってるんだ。
その制服は仕事の得意先。

隣の女性は小学校5・6年生ぐらいの年齢。
真っ赤な口紅に厚化粧は七五三に見間違えるぐらいだ。

そういった女性を連れてホテルに入る人はゾロゾロいた。
男性はみんな日本人。

金で買ってホテルに連れ込んでいるんだよな。

このおっさんの感情は
「初めての海外転勤。
奥さんもいない。
世間体も気にならない。
日本で少女とみだらことしたら逮捕。
でもここは海外なのさ。
僕はこの国じゃ金持ちだ」

こんな感じだろう。

浮気も不倫もどうぞ好きにやってくれ。
けどな。他国行って恥さらすなよ。

ましてや相手の女性と言える年齢じゃない。
子供だよ子供。

こんなことをしている人は一部だと思うだろ?逆だよ。
そんなことしてない人が一部。
日本人のビジネスマンが物価の違いという圧倒的な武器を持ち、ナギナタで現地の女性に振りかざす姿がそこら中に溢れている。

おっさんに言ってあげたいよ。
ちょっとは想像力を働かせろよと。
中国が裕福な国になり、日本に仕事に来て女性(子供)を買う姿を想像してみろ。
おまえの子供が買われていく姿を。

中国の日本人嫌いは教育じゃなくて、こういった背景があるんじゃないか?

ちなみにその会社で海外転勤していた人は15人。
そのうちの3人は現地に子供がいたよ。
会社の人にバレているだけで3人。

実際には何人いるんだよ。

悲しいかな、みなさんが知っている有名企業のビジネスマンも実態はこんなもん。

海外転勤になって離婚する人が多い

多くの発展途上国は治安が悪い。
治安だけじゃなくて食事も危険なんだ。

中国では目の前で車に引かれる人を見たし、インドネシアでは食中毒で入院した。
ここに子供を連れていくことはできないだろう。

と、なると皆さん単身赴任になる。
奥さんとも子供とも会えない日々が続く。
そこに加えて女性問題が絡む。

海外転勤者の離婚率は異常に高い。

海外転勤のメリット。語学力は本当にメリットなのか?

海外転勤のメリット。
よく言われるのが言葉が話せるようになる。

けど、出張先は発展途上国であるアジアが多い。
フィリピンやシンガポールならともかく、中国やタイでは英語は通じない。
観光地であれば別だろうが、一般人にはワン、ツー、スリーさえ通じない。

話せるようになるのは、現地の中国語やタイ語になる。
これってビジネスに役に立つのか?
役に立てようとしたら、またタイや中国に仕事に行くしかない。

英語を話せるようになりたければ、アメリカやイギリスの植民地だった国に行くしかない。

海外に行くと金が溜まる。帰るころには貯金がいっぱい。

これは海外転勤あるある。
海外に行くと会社からの手当が貰え、物価が安いから貯金が増える。

ただ貯金が増える理由はそれだけじゃない。

実は金を使う機会がなくなる。

友人もいないから飲みに行けない。
夜に外出するのは危険だから家にいる。
でもひとりはつまらないし寂しい。
結果、仕事ばかりになって金を使う機会がなくなる。

実際には金を使えない不自由さを抱えるから貯金が増える。

海外転勤のメリット。出世が早く給料が上がる。

間違いないメリットは海外に行き帰ってくると出世ができる。
出世すれば給料が上がる。

まず海外に行って出世しない会社はない。
(それぐらいのメリットがないと誰も行かない)

が、海外に10年行くデメリットを背負い、出世して月3万もらって嬉しいか?
俺は逆に月3万払うから、海外に行きたくない。

ましてや海外行って出世したのは実力ではない。
人生を切り売りした損害賠償請求として出世させてもらえるんだよ。

果たして嬉しいことなのだろうか?

おさらい 海外転勤はありか?なしか?

ここまで、今まで見てきた海外転勤の実態を書いた。
もちろん個人的な感情も入っているから参考までに。

実際には「海外は楽しいよ」と言う人もいる。
いるけど、そのほとんどは女性関係の話。

多くの会社では海外転勤は罰ゲーム化されている。

みんな自ら海外に行きたい人ばかりであれば、求人に「海外転勤あり」とは書かないよ。
転職者とはいえ新人に海外転勤させるメリットは会社には何もないのだから。

SPONSORED LINK
SPONSORED LINK

シェアする